【エッセイ】同じ地球の空気

【エッセイ】同じ地球の空気

ビルと青空

私も /
SMAPも /
オリンピック選手も /
イスラミックステイトも /
同じ此の地球の空気を吸っている /

 

【永岡祐果(青菫)】 /

 

2週間前、東横線の車内から美しい夕焼けを見ている内に、次から次へと連想が浮かんで、できた五行歌です。

 

夕陽の方向は、有名なタモリさんの豪邸が在るという場所。
「そういえ、タモリさんはSMAPの草彅君のことを心配しているんだろうな。ところで、今日のオリンピックのライヴ放送は、何時だろう。テロ対策も大変そう。無事に終わるといいけれど」

 

ここまで連想した時、今まで全く自分とは無縁に思えていた、SMAPやオリンピック選手やイスラミックステイトも、同じ地球の上で、間違いなくこの空気を吸って生きているのだと、突然、実感しました。

住む世界や人種や思想や善悪の基準は異なるけれど、否応なく全員が地球人。
当たり前の様な、当たり前でない様な、不思議な感覚に包まれまれたのは、車窓一杯に広がる壮大過ぎる大夕焼けの力だったと思います。
※五行歌(ごぎょうか):季語も字数制限も無い、五行で書く短詩